アニーちゃん:Le Chien Life

2010年04月05日

アニーちゃん

ブログをお休みしていた時期のお話なんですが

アニーが旅立った二日後は私の誕生日だったんです。

もちろん誕生日のお祝いをする気分にはなれなくて

「この悲しみと寂しさが続くのは耐えられない・・・どうしよう」と思ってしまうくらい

あの日はとにかく辛くて一日中泣いていました。

そしてそれからは毎日同じような気持ちで

まさにペットロス症候群の状態に。。。

でもそんな日々の辛さから救ってくれるきっかけがあったんです。

知り合いに霊感が強いというか色々見える方がいて

（本土の方なのでユタさんではないのですが）

アニーとお別れをした六日後に

ちょっとした用事で10分ほどお会いする機会がありました。

すると突然「亡くなったワンちゃんがついてきてるわね」と言われたんです。

アニーちゃん

とても楽しそうにしているらしく、周りには他のワンちゃんもいると。

それでアニーからはあまり言葉が出てこないんだけど

横にいるやけに声が低い子がしっかりと対応してくれて

アニーの気持ちを代弁してくれているとおっしゃったんです。

私はすぐに声が低い子はきっとアプリなんだと思って

（アプリは前の飼い主さんの元で声帯を切る手術を受けていたので）

限られた時間の中でがアニーの言葉を涙しながら喜んで聞いていました。

アプリが途中で「アニーはちょっと頭が弱いから言葉があまり出ないんだよね」

って言ってたみたいですけど（笑）

ただそんな楽しい時間とは裏腹に

自宅に戻ってからは傍にいるならまたアニーにふれたいと思うあまり

いつものように号泣している自分がいました。

それから三週間後。

その方にまたお会いする機会があったので

「二日後にくる11歳のお誕生日には何が食べたい？」とか

アニーに聞きたいことを色々考えていたんです。

そうしたら「アニーちゃんもう行っちゃったみたい」って言われて。。。

「こっちに未練もないようだったし
　早くあっちに行きたくてソワソワしている様子だったから
　あの日が最後だったのかも」と・・・・・

まだそばに居てくれているものだとばっかり思っていた私には

その言葉がとてもショックで。

その日はごはんや氷が並んだアニーの祭壇の前で

「もういないんだ・・・・・」とつぶやいて泣いてしまいました。。。

でも次の日から私の心はとても穏やかになって

わけもなく涙が突然あふれることが無くなったんです。

　　
たぶんどこか遠くでもアニーが楽しいならそれでいいかなと

いい意味でふっ切れたんだと思います。

あの日からあっという間に時間が過ぎて今日はアニーの四十九日。

さっきまでお花に囲まれたアニーの写真をさわりながらずっと話しかけていました。

今日まではそばにいてくれるとママは勝手に思っていたんだけど

あんなに早く行っちゃうなんてそっちはそんなに楽しいのかな？

友達と毎日遊んだり走ったりしているの？